- コラム
【ネットショップ】有料・無料サービスの徹底比較!BASEとSTORES結局どっちがいいの?
最近では個人でオリジナルブランドを立ち上げて商品を販売したり、ハンドメイド作品を販売する方が増えてきましたが、いざネットショップを開業しよう!と思ってもどのプラットフォームを選んだらよいか迷う方も多いでしょう。
そこで今回は、数あるネットショップの中から、「BASE」「STORES」「MakeShop」「Shopify」の4つのサービスに厳選して、徹底比較していきます!
それぞれ無料版・有料版とありますが、この記事を読めば自分にぴったりのネットショップサービスを見つけることができるはずです!
4つのサービスの特徴・機能
BASE
まずはネットショップの代表格「BASE」です。
初期費用0円でスタートが可能で、商品が売れるまで費用は一切かかりません。
以下に特徴的な機能を6つご紹介していきます!
- 抽選機能:数量の限られた人気商品を通戦で販売することが可能。
- 豊富な決済手段:Amazon Payを含む多数の決済手段の利用が可能。
- 無制限のメルマガ配信:ショップ顧客へ向けてメールマガジンを無制限に配信できる。
- 商品登録の上限無し・一括登録:商品の登録数に制限がなく、まとめて登録も可能。
- ショップデザインをHTMLで編集:HTMLやCSSの編集が可能なので、ショップデザインをより自由に表現することが可能。
- インスタグラム連携:インスタ投稿に商品をタグ付けして、BASEの商品販売ページをリンクさせることが可能。
様々な機能が無料で利用可能ですが、大きな特徴としては「BASE簡単決済・Amazon Pay、カード決済が即日利用(JCB/アメリカン・エキスプレスは最短で申請の翌営業日から利用可能)できる」「集客・次販売促進機能が充実している」という点になります!
STORES
こちらも無料で使えるネットショップとして有名な「STORES」です。
特徴としては下記の通りです。
- フリープランの決済手数料が安い
- 代引き決済が使用可能
- 実店舗がある場合キャッシュレス決済と連動、ネット予約との連動が可能
詳しいプラン・決済手数料に関しては後述しますが、無料版の場合だとBASEよりも決済手数料が格安となっているほか、代引き決済ができる点も大きな特徴です。
MakeShop
「MakeShop」は有料プランのみになりますが、その分手厚いサービスになっています。
- 600以上の豊富な機能
- 日本ならではのカート設定
- Yahooショッピング、LINEショッピングとの連携が可能
- クリエイターモードで自由にデザインの作成が可能
- 海外向けの販売が可能
- ECアドバイザーというスペシャリストに相談ができる
将来的に海外販売も視野に入れている場合、発展させやすいサービスとなっており、サポート機能も充実しているので初心者の方でも安心して利用いただけます。
Shopify
「Shopify」は世界中で利用されているサービスです。ネットショップ開業に興味があるみなさんも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
Shopifyはとにかくカスタマイズの自由度が高く、拡張機能や「liquid」といった独自のコードでデザインを自分好みのものにすることが可能です。
こちらも商品登録が無制限であるのはもちろん、海外販売を視野に入れている方にもおすすめです。
ヘルプセンターのサポートも日本語対応しているので安心してご利用いただけますが、拡張機能のプラグインやアプリケーションなどが日本語非対応の場合も多いため、英語が苦手な方や初心者の方が扱うには少々難しく感じる可能性があります。
月額費用・決済手数料
BASE
BASEの無料プラン「スタンダードプラン」では初期費用・月額費用が0円でスタート可能です。
商品が売れた場合、「決済手数料3.6%+40円」と「サービス利用料3%」なので合計で「商品代金の6.6%+40円」の費用が発生します。
月商50万円以上のショップは決済手数料を抑えた「グロースプラン」がおすすめです。
月額費用が16,580円発生しますが、その分決済手数料は2.9%、サービス利用料は0円となっています。
STORES
次にSTORESの料金プランを見ていきましょう。
「フリープラン」は初期費用や月額費用は0円となっており、決済手数料は5.5%なのでBASEと比較すると「1.1%+40円」お得になっています。
有料の「ベーシックプラン」では、月額2,980円(クレジットカードでプラン決済を行った場合は初月無料特典付き)で決済手数料が3.6%となっています。
こちらもBASEと比較すると月額費用はかなり抑えることができますが、決済手数料が割高となっていますね。
MakeShop
「MakeShop」ではお支払い周期を選択できます。
1ヵ月:初期費用11,000円・月額費用12,100円・売上手数料0円
6ヵ月:初期費用11,000円・月額費用11,495円・売上手数料0円
12か月:初期費用11,000円・月額費用10,890円・売上手数料0円
24か月:初期費用11,000円・月額費用10,285円・売上手数料0円
初期費用の11,000円と売上手数料0円はどの周期を選択した場合も差はありませんが、月額費用を見ると長期周の方が格安となっています。
またMakeShopペイメントを利用した場合は月額料金が別途1,100円発生するのと、カード決済にかかる手数料は3.14~3.49%となっています。
Shopify
Shopifyのプランは4種あります。
ベーシック(個人事業主向け):月額料金3,650円 決済手数料3.55%
スタンダード(少人数チーム向け):月額料金10,100円 決済手数料3.4%
プレミアム(大きめな規模):月額料金44,000円 決済手数料3.25%
プラスプラン(より複雑・大規模ビジネス):最低月額料金$2,300(約344,473円※8月1日現在) 決済手数料 お問い合わせ
個人事業主向けのプランから、大規模ビジネス向けのプランまで幅広く提供されています。
有料・無料どれで始めるべき?
有料版のメリットとしては、デザインやカスタマイズの自由度が高いという点と、売り上げが上がってくると一般的な無料カートよりお得になるという点が挙げられます。
その反面、初期費用や月額費用などが割高になっているので、固定費を抑えたい場合はデメリットになるでしょう。
MakeShopやShopifyがおすすめな人
- 本格的なネットショップを作りたい人
- 本業で「売れる」店舗を作りたい人
無料版のメリットは何といっても費用を抑えて手軽に始めることができる点です。
その分、デザインやカスタマイズの自由度が低かったり、売り上げが大きくなると手数料が高くなってしまうといったデメリットがあります。
BASEやSTORESがおすすめな人
- 自分ペースで始めたい人
- 趣味や副業程度に稼ぎたい人
結局BASEとSTORESってどっちがいいの?
それぞれのサービスや機能・発生する費用についてご紹介していきましたが、「結局、BASEとSTORESってどっちがいいの!?」と悩んでしまう方も多いと思います。
これまでの内容をふまえて、サービス別におすすめパターンをまとめてみました!
BASEがおすすめな人
- 利用者が多いショップを使ってみたい(問題解決が容易)
- 将来的に売り上げが上がっても手数料をできるだけ抑えたい
- ショッピングアプリ「Pay ID」に出品したい
- 販売促進・集客に不安がある(商業施設のポップアップ出店のサポートサービスもあり)
STORESがおすすめな人
- 軌道に乗るまで決済手数料を抑えていきたい
- 決済方法に代引きがほしい
- 実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約の使用も検討している
より多くの項目が当てはまる方を利用していただくのが確実だと思います。
迷った時はぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は4つのサービスに厳選してご紹介していきましたが、この他にも様々なネットショップ開業の為のプラットフォームがあります。
無料プランで手軽に始めたい場合や、豊富な機能を活用して本格的に展開したい場合など、どのようなニーズにも応えられる選択肢があるので、自分のビジネスに最適な手段を選び、成功するネットショップ運営を目指しましょう!
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