- コラム
スマホでも使える!無料動画生成AI【Dream Machine】使い方や料金について
AIツールの発展は多岐に渡りますが、動画コンテンツの需要も高まっている中、2024年6月にLuma AIから公開された「Dream Machine」という動画生成AIが注目を集めています。
今回ご紹介する「Dream Machine」は無料で利用できるほか、スマホからも利用可能なので手軽に始めてみたいという方にオススメのツールとなっています!
本記事では使い方や有料プランについても解説していきますので、ぜひ一緒に試してみてください!
動画生成AI「Dream Machine」
Dream Machineとは
これまで高クオリティな動画生成AIとして注目されていたのがOpen AIの「Sora」ですが、2024年7月現在、一般公開されておらず一部ユーザーのみが利用可能なツールになります。
今回、Luma AIが公開した「Dream Machine」は誰でも無料で利用可能で、テキストプロンプトや画像から高品質な動画を生成できるということで、特に注目を集めています。
Dream Machineの特徴
Dream Machineでは、5秒間のリアルな動画を高速で生成することができます。
登録→使用→生成完了までがスムーズなことに加え、スマホからの利用も可能なので、専門的な知識がない方でも簡単に試してみることができそうですね。
また、Lumaの付随されたサービスで3Dモデルを生成できるため、奥行きのある、映画のような動画を生成することが可能なようです。
無料プランでできること
無料プランでは月に30回まで動画生成が可能となっております。
商用利用を目的としている場合は、有料プランの登録が必要になりますが、「まずは試しに使ってみたい!」という方は無料プランでも十分楽しめるのではないかと思います。
商用利用に関する規約の他にも、ディープフェイクなどの禁止事項もございますので、詳しい利用規約については下記をご確認ください。
Dream Machineの使い方
登録方法について
まずは「Dream Machine」公式サイトにアクセスしてみましょう!
ログイン後、右上の「Try Now」というボタンをクリックします。
Googleアカウントをお持ちの方は画面中央の「Sign in with Google」というボタンを選択します。
(お持ちでない方は、まずGoogleアカウントを新規作成する必要があります。)
Googleアカウントでのログインが完了したら、以下のような画面に切り替わります。
中央にある入力バーに生成したい動画に関するプロンプト(指示文)を入力すれば、すぐに動画を生成することが可能です。
ここまでとても簡単でスピーディですね!
テキストプロンプトで動画生成
試しに「黒髪ロングヘアーで赤いドレスを着た女性が森の中を歩いている」というプロンプトを入力してみます。(日本語入力でOKです。)
生成までにかかる時間も約5分ほどでした!
髪の毛に若干の違和感を感じるものの、数分でこのクオリティはかなり高品質なのではないでしょうか。
画像から動画生成
では次に、画像からの動画生成を行ってみます。
今回使用するのはこのチワワちゃんです。
入力バーの左端に写真のマークがあるのでこちらをクリックします。
画像を追加したら入力バー右下の矢印ボタンをクリックします。
指示文は何も入力せずOKです。
こちらも数分で完了、静止画を動画にすることができました!
尻尾が風になびいていてかわいいですね。
お気に入りの写真を動かしてみるなど、色々な楽しみ方がありそうです!
END FRAMEを設定
先程の例でお気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが、「END FRAME」というゴールの写真を設定することも可能です。
今回は下記の2枚で生成してみます!
前述と同様に写真マークを選択し、1枚目を設定した後にEND FRAMEも1枚追加していきます。
再度、右端の矢印ボタンを選択します。
すると、1枚目と2枚目を自然につなぎ合わせたような動画が完成しました!
こちらもかわいく仕上がりました✨
Dream Machineの料金
Dream Machineのプランは以下の通りです。
(公式サイトの方で確認したい!という方はコチラから)
始めのうちは無料プランでも十分活用できると思います。
商用利用を検討する場合や、長尺の動画などを作成したい場合は量産するために有料プランへアップグレードいただくのがよいかもしれませんね。
また、スマホで利用する場合はアプリだと英語表記で分かりにくいので、ブラウザ上で「Dream Machine」と検索してみてください。
パソコンと同じような操作でご利用いただけます!
まとめ
無料で誰でも簡単に利用可能な動画生成AI「Dream Machine」ですが、実際に使ってみて感じたことを以下にまとめてみました!
- 複雑な動きを生成するのは難しい
- 動画生成に時間がかかる場合もある
- プロンプトはChatGPTに出してもらう
生成ツールを使用するユーザーからすると悩ましい部分ではありますが、Dream Machineも繊細で複雑な動きについては、現状まだ再現が難しいところがあります。
生成時間に関しても、簡単な指示文であれば5分ほどで完了しますが、詳細を細かく入力している場合は30分~数時間と時間がかかってしまう場合もあるようです。
このあたりは今後のアップデートに期待ですね!
また、プロンプトを上手く効かせるにはChatGPTを活用するとスムーズです。(AIにとって通じやすい指示文へ変更してくれるため)
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