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【2024年最新】おすすめECサイトをご紹介!機能や料金を比較してみた


SNSの普及から多様なビジネスの形が生まれ、自社のオリジナルグッズやハンドメイド作品を販売する人も増えてきたのではないでしょうか。


自分でネットショップを開設しようと思っても、どのサイト・ツールを選べばよいのか迷うこともあると思います。


そこで今回は、自社の商品や事業規模に合ったシステム選びをしていただくために、ネットショップ(以下ではECサイトとします。)の種類とそれぞれの特徴について徹底比較していきます!



ECサイトの種類


ECサイトは大きく4つの種類に分けられます。具体的なサービスを見ていく前に、特徴を抑えていきましょう。



モール型

ショッピングモールに出店するイメージのもので、モール自体の知名度が高いため商品の認知が低くても集客しやすくなっています。専門知識がない初心者でも簡単に出店することが可能で、料金も安価です。構築期間も短いですが、自分好みにカスタマイズするのは難しいので自由度は低くなっています。また、同ジャンルの商品も多く出店されているので、価格競争が起こりやすいと言われています。



ASP型

ショッピングカートシステムのことで、既に完成されたサービスを活用して個人店を出店するイメージです。個人店として開設できるためモール型と比較すると、集客は必須ですが価格競争は起こりにくいです。大枠が用意された状態なので初心者向けでありつつ、ある程度のカスタマイズも可能となっております。無料版と有料版とで機能面に差もあります。



ソフトウェア型

ネットショップを開店するためのソフトウェアをインストールする方法です。

この中でもオープンソース型とパッケージ型に分かれ、ASP型よりもさらに自由にカスタマイズができますが、費用と制作の時間が大幅にかかります。

セキュリティ対策やサーバー保守対応、システム管理ができるなど、専門的な知識がなければ取り入れるのは難しいです。



フルスクラッチ型

表層の部分からカート機能・決済機能まですべてゼロから機能を制作する方法です。

自由度が非常に高いため、巨大ECサイトの制作に向いていますが、その分構築期間が長く費用も大きく発生します。

大規模事業以外ではあまり活用しない方法です。



ECサイト構築のポイント


前述のとおり、ひとくちにECサイトといっても複数の構築方法があります。

「費用はあまりかけたくない…」「オリジナルなサイトにしたい!」など理想はたくさんあるかと思いますが、これを抑えれば失敗しない!というポイントを3つご紹介します。



事業規模・販売商品に合うか

「完全なオリジナルサイトにしたい!」と思って初心者がいきなりソフトウェア型やフルスクラッチ型でECサイトを作成しても、莫大な費用と時間を無駄にすることになるかもしれません。

また、定期購入や月額制の商品を価格競争が顕著なモール型で販売してもお客さんが食いつくとは思えないですよね。

そのため自社の事業規模はどのくらいなのか・商品の性質に適合した販売形式なのかを1番に考える必要があります。


基本的には、個人での出店や中小規模事業である場合、モール型かASP型を選択することになると思います。あとは商品が競合と勝負できるものなのか、認知がある程度あるものなのかという部分を考えていけばよいですね。



ランニングコストなどの費用

ECサイトは継続的に運用していくものです。サービスの利用料金や、アップデート費用などランニングコストは思いのほか多く発生します。

完成した後に費用面で維持できなくなってしまっては元も子もないので、毎月かかる費用と使いたい機能・カスタマイズの幅などをよく検討しながら選択するのがよいでしょう。



機能面について

ある程度テンプレートが用意されているモール型やASP型にいえる事ですが、使いたい機能がしっかり揃っているかどうかも重要なポイントですよね。

例えば配送手続きの自動化や、決済方法の種類の豊富さなど各システムで違いがあります。

プラン詳細から機能について確認することが可能なので、気になるものがある場合は事前に調べておくことをおすすめします。



抑えるべきポイントが分かったところで、次項からは一般的に活用されることが多い、モール型とASP型に焦点を当て具体的なシステムをご紹介していきます!



モール型


まずは、ショッピングモールに出店するような形式のモール型をご紹介していきます。知名度が高いものが多いので、みなさんも一度は耳にしたことがあるかと思います。


今回は5つのモールをピックアップして、初期費用・月額費用・販売手数料をそれぞれ表にしてまとめました。



楽天市場


初期費用66,000円
月額費用21,450円(がんばれ!プラン)
55,000円(スタンダードプラン)
110,000円(メガショッププラン)
販売手数料3.5%~7%(がんばれ!プラン)
2%~4.5%(スタンダード・メガショッププラン)


楽天市場はポイントに関するイベントを開催していたり、楽天カード利用ユーザーによりたくさんの流入が見込めるモールです。

しかし、初期費用や月額費用など金額がかかるプラットフォームにはなっているため、売り上げが見込めるショップ向けになるでしょう。



Amazon


初期費用0円
月額費用0円(小口出品プラン)
5,390円(大口出品プラン)
販売手数料8%~15%


Amazonもブラックフライデーなどのイベントだったり、流入が多く見込めるプラットフォームです。

楽天市場と比べると販売手数料は高めですが、初期費用や月額費用などは抑えることができます。

Amazonの商品ページの特徴として、他社の類似商品がおすすめとして表示されることから価格競争が起こりやすいと言われています。



Qoo10


初期費用0円
月額費用0円
販売手数料6%~10%


Qoo10の利用者層は10~30代の女性が多く、販売する商品が限られる可能性があります。

女性向け商品の販売を検討している場合は、初期費用・月額費用が抑えられ販売手数料も並みなのでおすすめです。

カード決済手数料はQoo10が負担してくれるという大きな特徴もあります。



ファッション系


①SHOPLIST


初期費用0円
月額費用0円
販売手数料40%


②ZOZOTOWN


初期費用2,000,000円
月額費用0円
販売手数料20~40%


ファッション系に関しては審査が厳しいものが多いのと、月額費用が発生しない分販売手数料は割高のようです。



ASP型


次に個人店を出店する形式のASP型についてご紹介します!

こちらは3つに絞って初期費用・月額費用・決済手数料を比較していこうと思います。



BASE


初期費用0円
月額費用0円(スタンダード)
5,980円(グロースプラン)
販売手数料63.6%+40円から(スタンダード)
2.9%から(グロースプラン)


BASEの特徴としては、インスタグラムと連携ができるので既にインスタグラムを活用して集客している方はおすすめです。

また、手軽さをアピールポイントとしたシステムになるため、機能面やデザインをカスタマイズしたい!と考えている方は物足りなさを感じる可能性があります。



STORES


初期費用0円
月額費用0円
0円(フリープラン)
2,980円(スタンダードプラン)
販売手数料5%(フリープラン)
3.6%(スタンダードプラン)


STORESは新規参入店舗が多く競争が激しいと言われていますが、定期的にセミナー開催などのサポートも充実しているので初心者向けともいえそうです。

加えて機能の種類が豊富なため、運営していく上で困ることはなさそうな印象です。



Shopify


初期費用0円
月額費用33ドル(ベーシック)
92ドル(スタンダード)
399ドル(プレミアム)
販売手数料3.4%(ベーシック)
3.3%(スタンダード)
3.25%(プレミアム)


Shopifyは海外発のサービスになるので、一部英語の対応になる場合があり、人によっては難しい仕様と感じるかもしれません。

しかし、カスタマイズ性も高く本格的にネットショップを運用したい方に向いているサービスです。

サポート内容も充実しており、問い合わせは日本語対応しているので安心して利用できます。



まとめ

今回はECサイトについて徹底比較してみました!

簡潔にまとめると以下の通りです。


  1. ECサイトは大きく4種類
  2. 個人での出店や中小規模事業なら
    モール型かASP型がおすすめ
  3. モール型は流入が多いが
    価格競争が起こりやすい
  4. ASP型は集客必須
    無料版と有料版で違いあり

販売商品や事業規模に合ったシステムを活用し、コストの面や機能面を比較しながら自分のショップに合うものを選択してみてください!



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